●009 秋景色 あきげしき 〇ふくかぜもここちよく
表題:秋景色
読み:あきげしき
収録:(A)最新同聲合唱曲集 若狭萬次郎編 共益商社 1929(S.4).7.24=初 ◎Copy=(K40) ※雲雀の楽譜に歌詞を重複!
(B)最新唱歌教科書 伴奏附 若狭萬次郎編 交響社 1928(S.3).4.13=初 ◎Copy=(K69)未
記譜:(A)女声四部合唱(伴奏付き) ヘ長調 4/4
(B)二部合唱(伴奏付き) ヘ長調 4/4
インチピット:ソ|ソミファソソ|ソドミファソソ|
曲:メンデルスゾーン,フェリックス(Mendelssohn, Felix)(1809-1847)[ドイツ]
原曲:ひばりの歌(Lerchengesang)Op.48-4
詞:犬童球渓
※「雲雀」(370)と同曲(別歌詞)
※高野辰之の訳詞「おおひばり」と同曲
[詞] ※最新同聲合唱曲集より
1.吹く風も心地よく 小田の穂波立たせ
村人の喜びを 雀近く踊り 烏遠く歌ふ
2.山々は紅葉して 綾や錦織れば
山柿も色づきて 眞玉峰に晒し 黄金谷にかざる
3.茸(たけ)狩りて歸るさの 人の群れの歌か
一叢(ひとむら)の茂りたる 森を越えてひびく しらべいとも妙に
うれしうれし秋のながめ うたごゑたのしや
※犬童球渓先生作詩索引(S.10)に歌詞のみ収録、2の第1節が異なる
最後部分「秋のながめうれしや」?
2.野も山も淡く濃く あややにしきおれば
※(A)の歌詞表は誤り(ひびく)が抜けている、最後部分も誤り
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