●021 秋の夜 あきのよ 〇すだくむしのこえにも

 表題:秋の夜
 読み:あきのよ

 収録:(A)昭和小學唱歌五十曲集 原田彦四郎編 原田彦四郎 1928(S.3).11.5=初 ◎Copy=(K31) ※歌詞のみ記載、樂譜なし?

 記譜:−

 インチピット:−

 曲:レッケル,ヨゼフ・レオポルト(Rockel*, Joseph Leopold)(1838-1923)[ドイツ]
 詞:犬童信蔵 ※1928(S.3)作詞

 ※「秋夜」(176)と同一(重複) 表題確認


[詞] ※「昭和小學唱歌五十曲集」より

1.すだく虫の聲にも 秋のあはれひゞきて
  しづかなりや月の夜 さやかなりや秋の夜
  わたるかりのかずはよめど 止まる小田は何處ぞ
  胸を覆うふ雲もはれて 心清しやあはれ

  「大宮にはねうちかはしとぶかりの 數もよむべき秋の夜の月」

2.葉末装る眞玉も 秋の光やどして
  しづかなりや月の夜 さやかなりや秋の夜
  風をさそふ笛のひゞき 誰に寄する調ぞ
  胸のうれひ露と消えて 心すがしやあはれあはれ


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