●129 郊外遠足 こうがいえんそく 〇ひごとこもるまなびやの
表題:郊外遠足
読み:こうがいえんそく
収録:(A)童謠唱歌名曲全集 第4巻 田村虎蔵他編 京文社 1931(S.7).1.27=初 ◎Copy=(K34) ※=外國曲
(B)昭和實科女子音樂教科書 巻之3 永井幸次,田中銀之助編 大阪音樂學校樂友會 1932(S.7).9.25=初/1933(S.8).12.25=修正再版 ◎Copy=(K10)
(C)女子音樂教科書 巻之2〔改訂版〕 永井幸次,田中銀之助編 大阪開成館 1930(S.5).10=改訂初版/1932(S.7).2=訂正再版 ◎[A3-9],Copy=[Ka9]
(D)女子音樂教科書 巻之2 永井幸次,田中銀之助編 大阪開成館 1909(M.42)=初版/1912(T.1).11=訂正4版? ◎[A3-14],Copy=(K71)
(E)女子音樂教科書教師用 巻之2 永井幸次,田中銀之助編 大阪開成館 1926(T.15) 5版<現物未確認>
記譜:(A)単声(伴奏付き) ハ長調 4/4
(C)(D)単声(伴奏なし) ハ長調 4/4
(B)二部合唱 ハ長調 4/4
インチピット:ソ|ソソラソミファ|ソソラソソ|ララシドシラ
曲:ブラドベリー,ウィリアム・バチェルダー(Bradbury, William Batchelder)(1816-1868)[アメリカ]
原曲:Marching Along
詞:犬童球渓
※「花戰」(322)と同曲、別歌詞
[詞] ※(A)(D)童謠唱歌名曲全集より
1.日毎こもる學び舎(や)の せまきうちを立ち出でゝ
菫咲ける春の野に 今日のひとひ送らなん
思ふどち手をとりて ひねもすに遊びなば
ひごろせまきわが胸も いともひろくなりぬべし
2.かろくかをる春風に 袖を吹かれ野邊ゆけば
かすむ空に鳥は啼き 笑める花に蝶は舞ふ
目に見ゆる花の色 耳に聞く鳥の聲
すべての人の心をば 清く洗ふものゝみぞ
[詞] ※(B)昭和實科女子音樂教科書より
1.日毎こもるまなびやの せまきうちを立ち出でゝ
菫咲ける廣野原 けふのひとひほがらかに
思ふどちうちつれて ひねもすに遊びなば
ひごろせまきわがむねも いともひろくなりぬべし
2.かろくかをる春風に さそはれつゝ野邊ゆけば
かすむそらに鳥はなき 笑める花に蝶は舞ふ
目に見ゆる花の色 耳に聞く鳥の聲
すべての人の心をば 清く洗ふものゝみぞ
※(C)は(A)と漢字以外ほぼ同一だが
1番第2節の「今日のひとひ送らなん」が「けふのひとひ送らまし」となっている
注)どち=仲間
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