●173 芝生の舞踏 しばふのぶとう 〇すずしきこかげのしばふのむしろに

 表題:芝生の舞踏
 読み:しばふのぶとう

 収録:(A)現代女子音樂.の部分コピー 奥付なし ※作曲者不明
    (B)現代音樂 歌曲集 3 瀧起堂編 大阪音樂學校樂友會 1928(S.3).?=初 ◎Copy=(K25)

 記譜:同声三部合唱(伴奏なし) ホ長調 2/4

 インチピット:ソ|ソソソソ|ラソミソ|ソファレファ

 曲:不詳
 詞:犬童球渓


[詞] ※現代音樂 歌曲集 3より

1.涼しき木蔭の芝生の蓆(むしろ)に 足並み揃へて踊る少女(をとめ)
  くつ先輕(かろ)くも草葉をこすれば ゆかしき樂の音(ね)妙(たへ)ににゞく
  嬉しき集ひよ樂しき団欒(まとゐ)よ 暮るゝも忘れて一日(ひとひ)送る

2.眞青(まさを)に彩る芝生の蓆に 手をとり交して踊る少女(をとめ)
  眞白(ましろ)の衣は青葉に映りて たくみの繪巻(ゑまき)によくも似たる
  嬉しき集ひよ樂しき団欒(まとゐ)よ 暮るゝも忘れて一日(ひとひ)送る


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