●192 新入生を迎ふ しんにゅうせいをむかう 〇さくはなかおりてももとりうたい

 表題:新入生を迎ふ
 読み:しんにゅうせいをむかう

 収録:(A)女子音樂教科書 巻之2 永井幸次,田中銀之助編 大阪開成館 1909(M.42)=初版/1912(T.1).11=訂正4版? ◎[A3-14],Copy=(K71) ※Spanish melody
    (B)女子音樂教科書 教師用 巻之2 永井幸次,田中銀之助編 三木佐助 1911(M.44)<現物未確認>
    (C)女子音樂教科書 巻之1 永井幸次,田中銀之助共編 大阪開成館 1909(M.42).5=初/1932(S.7).2=訂正再版 ◎[A3-27],Copy=(K78)


 記譜:(A)(C)単声(伴奏なし) ト長調 3/4
    (B)単声(伴奏付き) ト長調 3/4

 インチピット:ドレ|ミレドラ|ソミドレ|ミレミソ|レドレ

 曲:バルテレモン,フランソワ=イポリト(Barthelemon*, Francois-Hippolyte*)(1741-1808)[フランス]?
 詞:犬童球渓

 ※「瀧」と同曲 伴奏が違う?(との資料あり)
 ※「新入生を迎へる」の樂譜もある?
 ※伴奏2種?


[詞]  ※(A)女子音樂教科書より

1.咲く花香りて百鳥(ももとり)うたひ
  樂しみみちたる學びの庭に
  いとしき友どちけふは迎へぬ
  吾等のよろこび何にたとへん

2.憂き事ある時姉ともなりて
  汝(な)が身の苦しみ吾等もわけん
  よき事ある時ともどもいはひ
  汝が身の喜び吾等もうけん

3.眞金(まがね)も鑠(とろ)けん暑けき夏も
  吹く風身をきる寒けき冬も
  かたみに勵ましたゆまずうまず
  學びの道をばすゝみてゆかん


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