●240 高橋政重頌徳歌 たかはしまさしげしょうとくか 〇はてなきくまの

 表題:高橋政重頌徳歌(行進歌)
 読み:たかはしまさしげしょうとくか

 収録:「犬童球渓先生詩」(記念館所蔵)

 記譜:

 インチピット:

 曲:犬童信蔵
 詞:犬童信蔵 ※1925(T.14)作詞 疑問

 ※種元記載の「つゞくちまちだ」は4番!
 ※元来は行進歌となるはずだった


[詞] ※

1.涯なき球磨の草の原 水を通はせ小波聞きて
  永き國を利し民を富ましし人やたれ

2.身にふりかかる禍事も神のためしと 雄心(をごころ)を
  堅き岩野にほりそめて 貫きとげし人やたれ

3.山を穿ちて岩を割き 四里の流れを一筋に
  通しし君が眞心は 國と民との幸賀溝(こうのみぞ)

4.つづく千町田(ちまちだ)年毎に 寄する小金の小波は
  幾代の末の末までも 君が勲功を語るなり

5.贈らせ給ふ御位に ほまれはいよいよ高橋の
  高き薫りは水のみか 土もかんばし香水庵(こうえやん)

6.麓の森にそびえたる 石碑(いしぶみ)高く仰ぐ時
  名を世に殘す何事か 胸に思ひのわかざらん


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