●244 谷間の梅 たにまのうめ 〇つきひをかぞえぬやまのさとも
表題:谷間の梅
読み:たにまのうめ
収録:(A)和洋名曲集 堤正夫編 音樂社 1909(M.42).8.15=初 ◎Copy=(K27)
(B)中特撰樂譜 9 成樂會 1928(S.3).1
(C)球溪歌集「四季」 犬童信蔵著 音樂教育書出版協會 1936(S.11).11 ◎[A3-1],Copy=[Ka1]
(D)進んだ小學校の音樂会用の唱歌集 第1輯 成樂会 1929(S.4).10.15=初 ◎Copy=(K60)
(E)三選樂譜 69 成樂會 1933(S.8).2.1 ◎Copy=(P72)
(F)音樂界第1巻3号 1908(M.41).3
記譜:(A)(C)(D)(E)単声(伴奏付き) 変ホ長調 4/4
インチピット:ミファ|ソファソドシラ|ソラドレ
曲:トーマス,ジョン・ロジャーズ(Thomas, John Rogers)(1829-1896)[アメリカ]
詞:犬童球渓 ※1907(M.40)作詞
※樂歌集あり(41)
※音樂界第1巻3号は、目次にはあるがマイクロ資料では欠落している
[詞] ※(C)「四季」より
1.月日を數(かぞ)へぬ山の里も 思へば嬉しや君が御代(みよ)の
普(あま)ねき光に春は立ちて 谷間の氷も今はとけぬ
あれ見よ霞のこむるあたり 眞白に見ゆるは殘る雪か
2.谷間にさへづる鳥の聲は とざれる霞も包みあへず
もれ來る香は色もなくて 包める霞の隔(へだ)つべしや
あれ見よ遥(はる)けき谷の遠(をち)に ほほゑみ立ちたる梅の姿
※(A)(D)(E)は使用漢字がかなり違う
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