●393 故郷を憶ふ ふるさとをおもう 〇さきにおうはなをみれば

 表題:故郷を憶ふ
 読み:ふるさとをおもう

 収録:(A)大東楽譜 4 成樂會 1934(S.9).12.12 ◎Copy=(P108)
    (B)新小特撰樂譜 152 成樂會 1940(S.15).4.25 ◎[A2-37] Copy=[P40]
    中特撰樂譜 8 成樂會 1927(S.2).12<未確認>

 記譜:(A)混声四部合唱(伴奏なし) 変ホ長調 4/4
    (B)三部合唱(伴奏付き) 変ホ長調 4/4

 インチピット:ドミ|ソソソラソ|ソファファミファラソファ|

 曲:独逸民謡
 詞:犬童球渓 ※1940(S.15)作詞


[詞] ※(A)大東楽譜 4より

1.咲き匂ふ花を見れば故郷(ふるさと)憶(おも)ふ 啼く鳥の聲をきけばふるさとおもふ
  父母如何に兄弟(はらから)いかに恙(つつが)はなきか
  思へば遠し思へば戀し故郷(こきょう)の小山 思へば遠し思へば戀し故郷の小川

2.冴えわたる月を観れば故郷思ふ 草に鳴く虫を聞けば故郷憶ふ
  師の君如何に友垣(ともがき)いかにつゝがはなきか
  思へば遠し思へばこひし故郷の小山 思へば遠し思へば戀し故郷の小川


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