●422 村の祭 むらのまつり 〇こがねのほなみさとによせて

 表題:村の祭
 読み:むらのまつり

 収録:(A)二部三部四部合唱教科書伴奏付 音樂研究會 1925(T.14).4=初 ◎[A3-7],Copy=[Ka7] ※無記名
    (B)最新唱歌教科書 伴奏附 若狭萬次郎編 交響社 1928(S.3).4.13=初 ◎Copy=(K69)未 ※無記名
    (C)新女子音樂教科書 第3編 若狭萬次郎著 共益商社 1932(S.7).9=初 ◎[A3-21],Copy=(K74) ※無記名
    (D)最新唱歌教科書(伴奏附) 若狭萬次郎編 日本樂器製造大阪支社 1927(S.2).4.1=初 ◎[A3-15],Copy=(K86) ※無記名
    (E)新男子音樂教科書 教授用書 第2編 若狭萬次郎編著 共益商社 1937(S.12).7.9=初 ◎Copy=(K32) ※無記名

 記譜:(A)(B)(D)(E)二部合唱(伴奏付き) ハ長調 3/8
    (C)二部合唱(伴奏なし) 変ロ長調 3/8

 インチピット:ミレドミ|ラソファレ|ラソファレ|

 曲:(A)(C)独逸民謡
 詞:犬童球渓

 ※いずれも無記名だが昭和10年「作詞索引」で球渓作とされる


[詞] ※(A)最新唱歌教科書より

1.黄金の穂波森によせて 浮き立つ村の祭日(まつりび)
  里にひびく笛や太鼓 ぞめきぞめく賑ひ

2.とどろく太鼓浦曲(うらわ)わたり ふきなす笛のゆかしや
  けふの祭うたへ祝へ こがねみのるよき日を

3.野山にとよむ宮の相撲 花火の音もいさまし
  けふの祭うたへ祝へ こがねみのるよき日を

 ※(C)は2番まで。3番の歌詞がほぼそのまま2番になっているが第2節が異なる
 (C)2番第2節
  けふの祭うたへ祝へ 小稲(をしね)みのる秋晴

  注)ぞめき=ざわざわ騒ぐこと とよむ=大きな音や声が響く


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