●431 彌彦山 やひこさん 〇とおきかみよのむかしより

 表題:彌彦山
 読み:やひこさん

 収録:越佐教育雑誌No.174(M40.6出版)に記載?<未確認>

 記譜:

 インチピット:

 曲:犬童球渓
 詞:犬童球渓

 ※新潟時代の作、おそらく作曲も


[詞] ※2008年新潟での音楽界の歌詞カード

1.遠き神代の昔より 國の鎮(しず)めろ仰ぎ來(こ)し
  彌彦の山の高ければ 越後の原の雲霧(くもぎり)も
  下ろす嵐にはるるなり

2,雲居る峯に登り立ち 東の方をながむれば
  手にとる如き信濃川 幾村々をめぐりくて
  つくる時なく流れ行く

3.西の海原沖遠く 浮べる佐渡が島根より
  麓に寄する白波の 浦濱(うらはま)づたひに行く船は
  呼ぶばば應(こた)へむばかりにて

4.島山越えて沈み行く 夕日靜に照りそへば
  五百重(いほへ)の沖の彼方より 光りまばゆき白銀や
  黄金の波ぞ寄せ來る


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